あすか会には、職種も経歴もライフスタイルも様々なスタッフが在籍しています。一人ひとりが専門分野を生かし、
仲間とともに業務に取り組む毎日は、仕事もプライベートも充実しているようです。少しスタッフの声を聞いてみましょう。
看護師
今村 昌起子さん(入職5年目)
所有資格/看護師、リスクマネージャー
毎日の健康管理を中心に、様々な処置や医師との回診、ご家族様とのやりとりに加えて介護や介助にも入る。介護老人保健施設アンジェロで、ユニットの介護スタッフと連携して100名近くのご利用者様の体調を網羅しており、チームワークで健康を守ることにやりがいを感じている。
カンファレンスの多さに驚きました。定期的なものはもちろん、ご利用者様に何か起きたり、気になることがあればすぐに声を掛け合い、多職種で協議できる体制が当たり前に整っています。みんなが思いやりをもって丁寧に寄り添う気持ちがあるからこそ、常に「より良いケアを提供して差し上げたい」と考えているからこそ、自ずとチームとして連携できるのだと思います。
社内外問わず研修がとても充実しているので、積極的に参加させていただいています。今できるようになりたいと思っているのは、ご利用者様のフットケアです。爪の問題や白癬があると、リハビリの質も低下しますし、歩くことが不快になってしまいますので、ケアをして、ストレスなく過ごして頂きたいです。他にも様々な知識や技術を取得して、今後、ご利用者様に還元していければと考えています。
吉田 美紀さん(入職3年目)
所有資格/看護師
私は40歳代前半で看護師になり、病院勤務を経て現在に至ります。施設の看護師として周りのメンバーとご利用者様の健康維持のため、様々な話し合いをし、成長させてもらっています。
入職時点で新入職研修がしっかりされており、法人の企業理念やグループが行っている活動を知ることが出来、安心したのを覚えています。入職してからはカンファレンスをしっかり行うことにより利用者様の現状や在宅復帰への方向性の把握など、多職種連携が密に行えていて体制が整っていると感じました。
ワークライフバランスは取れていて、仕事もプライベートも充実しています。やりがいを持って仕事をすることで、よりよいプライベートの時間を過ごせていると感じます。夜勤など不規則な生活の中でも体調を崩さないように、健康管理に気を付けています。
介護福祉士
西条 瞳さん(入職15年目)
所持資格/介護福祉士、リスクマネジャー
介護老人保健施設アンジェロ、及び介護老人保健施設ハビリスのオープニングスタッフとして13年間勤務し、一時の退職を経て復帰。現在は課長として勤務。皆様が楽しみながらリハビリテーションに励んで頂けるよう、いつも笑顔で生活全般のサポートを行う。出勤時、全ご利用者様のもとにあいさつに伺うのが日課。
入所当初は出来なかったことが、入所してリハビリテーションを行って、 出来るようになり、結果在宅復帰が出来た方を見ると、大変喜びを感じます。
苦労は特にありません。介護の仕事にやりがいや楽しさを感じています。
身体が動く、元気な限り、介護の仕事は続けていきたいと思っています。 課長として、スタッフの見本となるように、今後も頑張っていきたいです。
実習指導者講習も受講し、現在は介護の学校から来られる実習生の受入 対応、先生との学生についてのカンファレンスなど、中心に動いています。
一人でも多くの学生がこの介護の仕事についてくれたら良いなと考えながら 指導にあたっています。
本田 真理さん(入職3年目)
所持資格/介護福祉士
老健の入所とデイケアで18年働き、出産を機に新しい職場、医療法人あすか会へ転職し老健ハビリスのデイケアでの勤務が2年経ちました。介護職一筋20年です!
利用者様が何かを訴えておられるのにうまくコミュニケーションが取れなくて分かってあげられない時にもどかしさを感じます。反対に、私の言動で「良かったわ」「ありがとう」と声をかけていただけた時にはこの仕事をしていてよかったと喜びを感じます。
研修や講演に参加して学んだことを仕事に活かしていきたいです。また自分自身もスキルアップを目指し、今まで経験してきたことや技術をこれからの介護を支える人たちに伝えていきたいです。
山口 凌さん(入職6年目)
所持資格/介護福祉士
新卒で初めて介護の世界に入り、介護老人保健施設アンジェロに配属される。日々ご利用者様の介護や在宅復帰について考え、多職種と協力してケアを行っています。現在は主任として、部下の育成とチームケアに取り組んでいます。
入職する前は介護経験がなく、上手く出来るかどうか不安でした。入職してからは先輩職員から色々と学ぶことが出来て、分からないことはすぐに聞くことが出来ました。今ではユニットリーダーとして現場に入り、新入職員の指導が出来るようになりました。
日々、介護の業務を行っている時に、利用者様から「いつも助けてくれてありがとうね」等の言葉をもらった時にはこの仕事をやってきて良かったと思っています。またご利用者様の出来ない事が出来るようになった時は、達成感を感じています。
グェン ティ ホアイさん(入職4年目)
所持資格/介護福祉士
出身はベトナム。元々日本の文化への憧れやマンガ、アニメが好きだった。ベトナムでは看護を学び、日本に来て介護の勉強をして、現在も介護職として働いている。将来は日本で働き続けたいと思うし、祖国ベトナムで介護技術を広めるリーダーになりたいとも思っています。
仕事では「利用者様を笑顔にしたい」と思っています。レクリエーションを行う時、利用者様と交流しながら笑顔でコミュニケーションをとるようにしており、利用者様も笑顔で返してくれた時にはとても嬉しい気持ちになります。
先輩職員や多職種在籍している職員から介護の技術を教えてもらい、介護のスキルが上がっていると感じています。
言語聴覚士
大田 珠予さん(入職14年目)
所有資格/言語聴覚士、栄養士
「今からでもできる」という恩人の言葉がきっかけで、45歳にして言語聴覚士(以下「ST」)の資格を取得。病院で経験を積み、2010年介護老人保健施設アンジェロに入職。発語に関するリハビリテーションや、摂食・えんげ障がいの方への食事介助、食事形態への助言などを行う。
言葉のリハビリテーションもそうですが、より比重が大きいのは、摂食やえんげに関する支援です。栄養士や歯科衛生士と連携しながらご利用者様の様子を観察し、食事の介助や、食べ物の固さの調整を行います。「味わう楽しみ」は人類共通のものですから、私がSTとして関わることで楽しみをより長く大きく持って頂きたいと思っています。例え胃ろうの方でも、ひと雫のココア、ひと匙のアイスクリームを味わい、喉に通される時、笑顔や「おいしいです」の声を頂くと、本当にやりがいを感じます。
アンジェロのSTは現在、私ひとりだということもあり、各ユニットや現場に顔を出す度、仲間達から気軽に声を掛けてもらえます。幅広い年齢層のスタッフがいますが、私自身、「考えると親子ほども違うのにな」と思うほど、年齢を気にせずみんな和気藹々とやっています。
支援相談員
小川 あずささん(入職15年目)
所有資格/介護福祉士、主任介護支援専門員
ご利用者様ご自身やスタッフ、ご家族様がどう動き、どう関われば目標を達成できるのか、考えを引き出し、「理想の姿」に導く支援相談員。常にご利用者様のご希望を一番に考え、ご利用者様のお声が最も強い力を持つという信念のもと、マネジメントを行う。
まずは、お話を伺って一度受け止めることです。ご家族様がご本人様のことを思われているつもりでも、実は、ご本人様が本当に望むこととギャップがある場合が往々にしてあります。例え言葉の出にくい方でも、ご本人様の本心を追い求めて、時には代弁させて頂き、ご家族様に考える時間を持って頂いて、ギャップが大きい場合は少しずつ軌道修正をしていく。最終的には、ご家族様も一緒になって目標に向けて歩めるよう、お話を重ねていきます。
職員の尽力はもちろん、あすか会自体も、ご利用者様、ご家族様はもちろん地域の方、さらに職員まで、みんなの暮らしが豊かになるよう日々尽力している法人です。事実、介護老人保健施設アンジェロは当初から「超強化型老健」の算定を頂いて、結果も出ているわけですが、今後もケア、医療、リハビリの質をより高めるために、ぜひ皆さまのお力をここで生かして頂ければと思います。
歯科衛生士
國保 博美さん(入職15年目)
所有資格/歯科衛生士
入所の方の口腔衛生管理指導および、通所の方には口腔機能向上サービスの提供を行い、お一人おひとりの課題をご本人様および介護スタッフに伝え、改善を促す。また各グループホームにも月数回訪れ、口腔ケアの他、ケアがしやすいような洗面台周りの整備なども行う。
在宅に戻った際に、お口のケアを習慣にして自分のお口でお食事を続けて頂くことが目標ですので、なるべく手助けはせず、とにかくお褒めして励まして、自信を持って頂けるように寄り添うことを大切にしています。食後の歯磨きを習慣にして下さった、それだけでも身体が回復した証拠だということをお伝えしながら、健康のために歯が大切だという意識、また他人任せでなく、自分で歯磨きするから気持ちいい、という意識を持って頂きたいと考えています。
口の機能が低下すると、お食事が楽しめないのもそうですが、他人とのコミュニケーションをされなくなって、内面も塞ぎ込み、より機能が衰える・・・という悪循環に陥ります。歯を見せられない、笑えない、という方が、治療やケアで口腔機能を回復して、活発にお食事やお喋りを楽しまれている様子を見ると、この仕事をしていて良かったと思いますね。
事務職
鈴木 美咲さん(入職6年目)
所有資格/医療事務
事務職は、介護報酬を算出して国やご利用者様へ利用料の請求を行う部署。複雑かつ毎年要件が変わるため不断の勉強が必要だが、責任を持って学び続けられる環境にやりがいを感じるという。プライベートでは2児の母でもあり、仕事も家庭も充実の毎日を送る。
介護報酬は制度のことだけでなく、各職種の業務についても知らないと算出できません。ご利用者様の大切なお金にも、仲間の給料にも関わることですから、勉強が欠かせないと思っています。また、私たちは受付でご家族様などをお迎えする立場でもあります。施設内では専門用語が飛び交いがちですが、なるべく噛み砕いた分かりやすい言葉を使ってお話しするように心がけています。
そうですね。子どもがいても、正社員として自立して働ける環境だと思います。保険請求の時期以外は残業もほとんどなく、有休もしっかり消化できます。限られた時間の中でいかに業務をこなすか、を常に意識して仕事に臨んでいるので、自然と生産性も高まっていますね。産休・育休を取って、復帰するスタッフも多いですよ。