医療法人あすか会
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わたしたちの想い

住み慣れた地域で、皆さまがそれぞれ自分らしい暮らしを営めるようお手伝いすることが、私たちの使命です。
安全・安心で生き生きとした理想の毎日のために、あすか会では次のことを大切にしています。

01生活の全てをリハビリテーションに

ケアの考え方

あすか会のケアは、ただの「お手伝い」や「ご奉仕」とは全く考え方が異なります。「退所後生活される場所で、その方らしい暮らしができること」を目指し、日常のあらゆる場面で必要な生活行動を実践して頂くためのサポート全般を「ケア」と位置づけています。

POINT

日々の活動で自立を促進

食事の簡単な調理や盛り付け、洗濯などは、必要な部分をご利用者様自身にして頂く場合があります。それぞれご自宅に戻られたときにできなければならないこと、できるようになりたいことを踏まえ、日常的に実践を重ねて頂きます。

食事風景

POINT

在宅復帰を目標に個室をレイアウト

アンジェロやハビリスでは、退所後に暮らすことになるお部屋と近い配置にベッドや棚をレイアウトして、事前に慣れながら過ごして頂きます。浴室やトイレも一般的な住宅の仕様と近いつくりになっています。

個室イメージ

POINT

ご家族さまに介護情報を共有

日々のケアで得たご本人様の生活パターンや行動の特徴などの情報は、自宅に戻られる際、その後、介護を引き継がれるご家族様にしっかりお伝えします。ご家族様の負担を可能な限り軽減したり、介護を続けられるよう支援ができればと考えています。

ご家族さまに介護情報を共有

02医師など多職種協働のオーダーメイドケア

お身体の状態も、趣味嗜好も、理想の暮らしもお一人おひとり異なりますので、当然、ご利用者様ごとに必要なケアも変わってきます。更にその方の状態は日々変化するため、常に寄り添って変化に気づき、ケアに反映することも必要です。まずはご本人様・ご家族様の希望される暮らしをアセスメント、その方のケア内容を組み立て、その後も定期的に内容の見直しを行います。

POINT

ケアマネジメントは多職種協働で

「リハビリテーション」「栄養」「口腔」のマネジメントには、医師やセラピスト(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)、管理栄養士、歯科衛生士のほか、介護支援専門員、支援相談員、薬剤師が連携しながらお一人おひとりの課題に応じたプランを作り、実施、評価を繰り返して「リハビリテーション」「栄養」「口腔」の理想的な状態を目指す一体的支援を行います。

多職種協働

POINT

ユニットケア

1ユニット10人のユニット制を導入し、お一人おひとりの見守りと寄り添いを密に行います。医師、薬剤師、支援相談員、介護支援専門員、歯科衛生士、管理栄養士、セラピストといった多職種のプロが「チームアプローチ」を展開します。

チームアプローチ

お食事

管理栄養士が考える季節ごとの献立。ご利用者様の健康状態や疾患に合わせた栄養管理、形状の工夫をきめ細やかに行い、食欲を増進するため見た目にもこだわっています。

献立
献立2
管理栄養士

パワーリハビリテーション

ADL(日常生活動作)の低下を防ぐため、課題のある箇所を集中的に強化できる有酸素運動マシンを取り入れています。普通のジムのマシンよりも細かな負荷設定ができ、お一人おひとりの課題に的確に対応できます。

パワーリハビリテーション

科学的介護情報システム
「LIFE」を導入しています

「科学的介護」とは、科学的根拠に基づいて行われる介護のことです。介護現場ではPDCA(計画/実行/評価/改善)サイクルを回しながら日々のケアを行っています。LIFEは、その内容を各現場から厚生労働省のデータベースに提出し、集約データに基づいた分析結果が各現場へとフィードバックされることで、ケアの質を向上させるシステムです。あすか会ではLIFEの科学的な分析と医師の専門知識と組み合せ、よりご利用者様のQOL向上に効果的なケアを提供しています。

LIFE資料

03地域リハビリテーションを通じた地域貢献

私たちは地域社会の一員として、質の高いリハビリテーションの提供で、皆様の生き生きとした暮らしの実現をお手伝い。ご利用者様はもちろん、ご家族様やその周りの方々、地域に貢献いたします。

POINT

スタッフ教育

毎日の朝礼は全施設をオンラインで結んで行い、企業理念を唱和して理念を確認し合っています。法人内には施設の枠を超えた分科会が存在し、定期的に勉強会で知見の共有が行われるほか、個人の資格取得も推進しています。

スタッフ教育

POINT

法人内の連携体制

あすか会には、様々な医療・介護ニーズに応える計9つの施設・サービスが存在します。その中から最適なサービスを提供できるのはもちろん、状態が変わられた際も、法人内でまた別のサービスを受けて頂くことができます。見知った医師や介護支援専門員が引き続き担当する上、全施設は電子カルテで繋がっており、ご利用者様の情報は漏れなく次のサービスに引き継がれます。

電子カルテ

POINT

地域交流活動

施設ごとに、各地域のイベントに積極的に参加しています。また、アンジェロで年に1度大々的に開催されるお祭りや定期開催される「あすカフェ」など、地域の方々と交流させて頂くイベントに加え、生駒市からの委託事業として介護予防教室「パワーアップ教室ハビリス」を2020年度より開催。更に高齢者の定期的な運動や交流の場として、パワーリハビリテーション教室や体操サロンも定期開催しています。ハビリスでは一般の方もご利用頂けるカフェを常設しています。
※新型コロナウイルス感染症拡大を受け、一部中止している活動もあります。

地域交流活動1
地域交流活動2
地域交流活動3

POINT

BCP(事業継続計画)の策定

災害や転倒などの事故、施設内感染、情報漏洩などあらゆるリスクを想定したBCPを策定しています。職種の垣根を超えて備えるために、あすか会では各職種に「リスクマネージャー」の認定資格を取得したスタッフを配置する独自の態勢を整えました。また「アンジェロ」は奈良市の福祉避難所に指定されており、災害発生時は地域の皆様を受け入れる役割を担います。末永い事業継続が、末永い地域貢献につながると考え、今後もBCPへの取り組みを進めます。

アンジェロ